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のレベルまで社会全体のレベルまで、そして平準化されねばならないということを言う限り、これは分権化にならないですよ。集権構造になりますよ。やっぱり、その格差があってはいかんと、いうのは話しは話しとして、私、片方で、理念よく分かります。分かりますがおっしゃるようなことを言ってる限り、分権構造は出てこない。
大道寺さん、冒頭でですね、船の真ん中にいるやつだけが豊かで、へさきの方が貧しくて困るとおっしゃるんだけれども、船っていうのは普通割れる時、真ん中から割れるんですよね。で、真ん中から沈んでいくんです。
つまりもう東京っていうのは政治的にも経済的にも更にその個々の人間のキャパシティからいっても、これはもう限界ですよ。ですからね、そこを何か一つの物差しの目盛りにして格差があるという発想から抜け切らない限り、集権体制は終わらないというふうに、まあ、東京に住んでいる人間の感覚として申し上げておきたいと思います。

 

川島
ありがとうございます。その話しの流れとして、先ほどお話しいたしました、“自治体と住民”、あるいは“自治体とコミュニティの関係”というのも、今の新藤先生のお話しの中から考えて少し取り上げておきたいなと思います。というのは、あの、この地方分権というものの理解度について、おそらく新藤先生は市町村のお話しとしてされた訳ですけれども、住民の間にも、結局その格差がある。あるいは不公平が生じるとかいう意見がありますし、中央省庁の方もそこが一つの狙い所といいますか、つけ目で、結局全国的な均一性とか平等性とか、そういったものを投げかける。そういうものが必要ではないのかというような問いかけで、この分権というものに対していろんな、いわば反論を加えているわけです。地域の住民にとっても、この、平等である方がいいのか、あるいは、むしろその「等しからざるを憂れえず」という言葉がありますけれども、分権化社会にあっては、自分達のことは自分達でという、自立の精神が非常に必要になっているわけですけども、この辺りをとりあげたい。もう一度新藤先生に申し訳ないんですけども、民間政治臨調なんかでですね、よく「等しからざるを憂れえず」ということで、この問題を一。そこが一番ポイントだと、さっきのお話しもそうですけれども、住民あるいはコミュニティ、例えば、今の行政への参加の形で、いろんな形が出てきてますねえ、あの、NPOだとか、あるいはボランティアだとか、そういうあたり、もしお話しいただければ…。

 

進藤

 

 

 

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